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日本の床を変える

生産技術部

より良い製品を安定的に生産、

大学院時代の研究が今の仕事に活かされている

入社年度 2023年度入社
社  歴 3年目
出身学部 総合科学技術研究科

日本の床を変える

生産技術部

#07

Chapter 01

開発から実用化への橋渡し

自分が関わった一つの製品が市場に出ていく。私が一番やりがいを感じるのがその瞬間です。

私の部署では、新しい材料を使った製品を工場で量産できるようにする仕事をしています。新製品を実用化させるためのつなぎ役、橋渡し役のようなイメージでしょうか。手作業に頼らず、工場の機械で安定したクオリティの製品を量産できるようマニュアルを作ったり、工程がうまく進むよう実際に生産の現場に立ち会ったりしています。

着色液や塗装・接着剤等を主に扱うのですが、それらが新しく試作品として入ってきたり、材料の配分等が一部変更されたりすることがあります。そういった材料を、今までと全く同じような配分・温度等の条件下で使用するとどうなるでしょうか。例えば、赤色の着色液が一部変更されたとします。茶色の着色液は赤色の着色液を混ぜて作るのですが、今までと全く同じ配分で混ぜてみても、必ずしも同じ色になるわけではありません。

以前出荷したものと並べたときに、差異があってはいけませんよね。変更された塗装剤をいつもと同じ木に塗ってみても、仕上がりが異なる可能性もあります。さらに、一度良い製品ができたとしても、作る度に色が異なったり、仕上がりにムラがあったりしては実用的とは言えません。

そこで、着色液の配合濃度を変えたり、塗料を塗る際の板の温度を調節したりするなど、細かな作業を繰り返し、より良い製品を安定して生産できるよう工夫するのが私の役割です。大学院時代、土壌微生物の研究をしていたのですが、地道にコツコツ研究したり開発したりするのが好きな私の性格が、この仕事に生かされているように思います。

Chapter 02

チームワークで仕事のロスを防ぐ

私の職場は工場と距離が近く、上司に質問しやすい環境であることも、魅力の一つです。仕事はチームで行うことが多く、チームメンバーや製造現場担当者とも適切にコミュニケーションをすることが欠かせません。コミュニケーションの齟齬があると、要望が的確に伝わらずに工程が進み、時間をロスしてしまうこともあるからです。

伝え方を工夫し、積極的に製造現場に立ち会うよう心がけています。できるだけ自分の力で解決できるよう努力しつつも、わからない時は遠慮なく周りに頼るようにもしています。これにも、大学院時代に研究に行き詰った際、周りの人に頼る大切さを教授から教えていただいた経験が生きていると感じます。

勤務も2年目になり、少しずつ業務を任されるようになったことにやりがいを感じています。自分自身が一歩ずつスキルアップしている実感がありますね。3年後には、同じ部署だけでなく製造現場の人からも頼られる存在になっていたいです。

ONE DAY / ある日の働き方

  1. 午前

    ・着工を確認、生産の立ち合い
    ・業務の進捗の確認
    ・前日の試作の結果確認

  2. 午後

    ・試作の準備
    ・試験
    ・帳票の作成

  3. 夕方

    ・試作
    ・日中やり残したことの対応

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