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日本の床を変える

商品部

7つのテーマに沿って“商品の一生”を考え、

商品開発を進める

入社年度 2020年度入社
社  歴 6年目
出身学部 生命環境学部

日本の床を変える

商品部

#04

Chapter 01

“商品の一生”を考えて設計する

商品開発の流れを簡単にまとめると、企画、検討、性能や意匠確認のための試作を行い、さらに、試験、工場ラインでの生産を確認するための試作、完成となります。新商品の販売予定は決まっているので、そのスケジュール内で完成させることが大前提です。企画段階の新商品が、なんの問題もなく完成することはありません。例えば、意匠性を向上させると耐久性が弱くなる、強度を増すと施工しづらくなるなど、相反する課題があることも多々あります。そのため、開発の目標をさまざまな視点からみて、早い段階で課題を洗い出すことが大切です。

その際、“商品の一生”を強く意識しています。例えば、倉庫の保管時や輸送時、大工さんが組み立てるときや生活でのお手入れ、住み始めて10年後に不具合が出ないかなど、“商品の一生”を通し、安心・安全・快適な商品であるかを考えています。そうして、すべての課題を検討の土俵にあげ、意匠・性能・コストのバランスをみながら設計しています。

“多角的なものの見方”と、“深く考え込む力”が必要な職種だと思います。朝日ウッドテックの商品部では、新商品開発にあたって、意匠性、性能、施工性など“7つの“テーマ”があり、そのテーマごとに、新しい色、不燃性など、それぞれに深堀する点が割り当てられます。そうした点をひとつずつ深堀し、さまざまな“テーマ”に携わり、経験を積み重ねるうちに、自然と多角的なものの味方、深く考え込む力が身についていきました。

Chapter 02

好きなことは何か、見つめる

商品開発部には、テクニカルファクトリーという試作のための工場があります。そこでは、実際に、自分の手で試作品を作って確認します。入社1年目の時、新商品の施工性と強度を確認するために、実際に原寸大の階段を作りました。土台を作り、そこに3メートルくらいの柱を立て、壁を付け、それから階段を組み立てました。実際に手を動かして見えてくることも多いので、重要な工程だと実感しました。開発というのは、実際に自分で動くことが多い仕事だな、というのが率直な感想でした。

自分自身と向き合い、好きなことを何かを改めて見つめ直すことはとても大切だと思います。私は学生時代、環境問題に関心がありました。二酸化炭素を取り込み、酸素を排出するという「木」に魅力を感じ、木材から燃料を取り出す研究に没頭していました。課題解決のために、深堀りして考えるのが好きなんです。また、小学校のころを振り返ると、図画工作が楽しくて、一生懸命やっていたことを思い出します。仕事をしていたら、辛いとき、苦しいときは必ずありますし、気持ちが乗らなくてもやらなければいけないことは必ず出てくる。そんな時に、頑張ったり、自分を奮い立たせる“プラスワン”を見つけられるのは、やはり「好き」の力だと思います。

ONE DAY / ある日の働き方

  1. 午前

    ・生産部門への試作依頼や進捗確認
    ・試験中のサンプルの経過観察

  2. 午後

    ・開発商品の試作・検討
    ・試作品の性能確認試験
    ・対顧客への図面・書類等の作成

  3. 夕方

    ・報告書や設計帳票の作成
    ・日中の残りの業務

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